先日、ミラノサローネへ視察に行って参りました。
ミラノサローネとはおそらく家具の見本市としては世界最大級の規模で毎年4月にイタリア🇮🇹ミラノで開催されています。ミラノ郊外のFiera di Milanoという大きな会場(東京ビッグサイト的な)では数百を超えるブースに各社が家具やそれを使った空間を展示していました(とても広くて回るだけでも大変でした)。我々のような見学オンリーのお客さんだけでなくあちこちで本気の商談も行われておりまさに活況を呈しておりました。また、ミラノ市内はサローネ期間に合わせてミラノデザインウィークのイベントが行われていました。市内デザインウィークの特設会場は普段開放されていないオフィスや建物の中庭を開放してそこに家具やアート作品を展示してあります。そこにも多数の人達が訪れていました。まさに街全体がサローネ、アートで溢れかえっていました。ミラノサローネとは家具、内装だけではなくそれらを含む全ての空間へのアート活動全体を指します。世界中からそれを目当てに集まったお客さん達だけでなく地元ミラノ市民も毎年この期間を楽しみにしている様子が良くわかりました。
もちろん建築も街や人間の活動空間を彩るアートの一つと考えられます。人間が過ごすその空間に彩りや心地よさを提案する事がアートであり、我々設計事務所が行う営みだと思っております。当社もその一役を担い、今後も一つでも多く街にアート(建築)を残していきたいと思い帰ってきました。
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