揚輝荘 聴松閣(和形)

あるセミナーに参加しに名古屋に来たのですが、時間ができたので揚輝荘の南園にある聴松閣に来ました。松坂屋の初代社長15代伊藤次郎左衛門祐民氏が、別荘として建設したそうで、英国や中国等の様式を取り入れた各部屋のほか、地階には舞踏場や壁画がありました。シャム、ビルマ、インドなどの仏跡巡拝の長旅で受けた感銘を、この地下空間で再現したそうです。内部を見れば見るほどこだわりが強く、好奇心旺盛な人柄だったのかと想像が膨らみ面白かったです。よく利用する名古屋と建築の歴史を学べた有意義な時間になり、一人で建築旅も悪くないなと感じました。

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